精神疾患の輪

メンタル持ち・精神疾患をお持ちの方の為の情報ブログ・管理人もうつ病当事者です。

私もうつ病経験者です。

 

私はこの記事を執筆当時は40代ですが、うつ病に苦しんだ一人です。現在は抗不安薬抗うつ薬睡眠導入剤などお薬は一切飲んでおりません。ここまで回復できたのはうれしく思います。

ただ皆様もご存じのとおり、うつ病は再発のしやすい病であるので、油断はできません。

だからといって再発を怖がっていても始まらないので、いつも前向きに生きることを心掛けています。

鬱病は治る病気

鬱病になる原因も様々あるのは承知しており、なかなか薬が効かないといったケースもありますが、私は鬱病は正しく服用したり、ストレス因子を排除することができれば、しっかり治る病気であると確信しています。

鬱病になる前はどんな病気か全く知らず、漠然と一度罹患してしまうと長引くようなイメージがありましたが、服薬によって数か月で回復期に入ることができるのだなと知りました。

世間の誤解

鬱病と聞くと、精神的に弱い人がかかる病気、ストレス耐性の弱い人がなる病気など様々な誤解があることも罹患してしりました。

私は特にストレスを感じながら生活をしていたわけではないのですが、うつ病になってしまいました。

だから最初は自分がうつ病になった事が信じられず、またなかなか受け入れることができずに治療を遅れさせてしまいました。

私はこの世間の誤解、勘違いもきちんと浸透させなければいけないなと思い立ちました。

なぜ世間の誤解を払拭しなければいけないかというと、例えば会社でうつ病になった社員がいた時に単に弱い、根性が足りないなどと誤った判断をしない為です。

鬱病になった方に誤った言葉を投げかけることは、ますます当人を追い込み苦しませてしまいます。

またこれは家族でもそうです。わが子がうつ病になった時に、気合いが足りない、気のせいだとか、甘えだとか、言い訳だとか。

こんな何となくの感覚で片づけれた側はたまったものではありません。

家庭内で居場所を失い、ますます自分を責めて、悪循環に入っていってしまいますからね。